どこかで出会ったかもしれないキミへ (講談社X文庫 67-55 ティーンズハート)
どこかで出会ったかもしれないキミへ (講談社X文庫 67-55 ティーンズハート) / 感想・レビュー
なるときんとき
作者花井愛子と思われる38歳独身一人暮らし(彼氏あり)の少女小説家、野々原春代が、“イマドキ”16歳ガールな体になって38歳の分別でもって冒険?する話。なんだろ、イマドキガールという言葉の多用もだけど、当時(95年夏)の若者言葉を会話文に取り入れようとしてるのに違和感を覚えたというか、カタカナ略語がちょっと解読できなかった。流行り言葉は廃れるなあ。男の子の描写は魅力的に感じられてよかった。イラストはさとう智子さん。あとがきは生理の“フツー”について。花井さんは22歳で卵巣嚢腫の手術をして
2016/02/14
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