ボクがいる (講談社X文庫 67-60 ティーンズハート)
ボクがいる (講談社X文庫 67-60 ティーンズハート) / 感想・レビュー
なるときんとき
平河水希15歳、中学三年生。成績や学業態度がよろしくない生徒を集めた特別補習のため山奥の合宿所へ行くバスが事故に遭い、気がついたらそこは年代がかった日本家屋で、仙人みたいなおじいさんとおかっぱ頭で浴衣姿の美少女が。96年発行。SFなんだけど、花井さんらしい軽い文体に違和感。終盤すごい重大な決断を迫られるんだけど、ものすごく軽く決めてて、え、君それでええの?って気になる。あと前半伝えたいことがストレートすぎて説教くさい。深刻な題材を軽い印象で描くのも悪くないのかもしれないけど、ちょっと合わなかった。
2017/04/03
すばる
この時代、ご本人も迷走していたんだと思うけどなんでこういう方向にいっちゃったのかな…と思う。向いてない。
2020/03/15
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