女教皇は未来を示す (講談社X文庫 78-33 ティーンズハート 運命のタロット 13)
女教皇は未来を示す (講談社X文庫 78-33 ティーンズハート 運命のタロット 13) / 感想・レビュー
kanae
第一部完結。唯の涙から女帝とのフェーデ、この流れは重くもあるけど、この物語の主軸でありただの少女小説で終わらない部分だと思う。逆に田村さんとの会話はやり過ぎと感じた。逆に子どもの頃は「そう思う人もいるんだなぁ」って感じであまり気にならなかったけれど、今読むと重すぎだし、完全に逆恨みだし、せっかく死神の協力者というポジションを得ながら悪意を増幅させただけで死んでいった彼女が気の毒ですらある。 ラストのイチャラブは今読んでもやっぱり唐突(笑)
2017/10/03
soundsea
あるいみ表紙ものすごいネタばれだと思うんだ。ラストが好きすぎる。この話、全般的に《女帝》にごろごろする。あとラスト付近の《運命の輪》の申し出はあとでああなるんだよなあとおもうと……なあ
2009/05/12
deltazulu
まさか女帝とのフェーデがこんな!何を目的としたものなのかは見えていてもやるせないものがある。うっすらと感じていたつながりがかっちりと見えて「幸せに」という言葉がぴったりなラスト……と思ってたのに!振り出しに戻るような終わりと、それでもなお前を向く頼子の姿が印象的でした。第二部はどうなるんだろう?
2009/01/24
葉月あき
第一部完結の巻。前巻から引き続いて1995年でライコが経験する数々の出来事は、やりきれないものが残る。運命の輪の「分かっているわ」と女帝の「幸せになりなさい」が、それぞれに切ない。そして、シリーズ最大級の謎が明かされることに。…初読のとき、ライコがそのことに思い至った瞬間に冷水を浴びせられた心地になった。最後に全てを失いながら、なお諦めず歩きだす彼女の姿が印象的。(印象的だっただけに、第二部冒頭には絶句しました)
2008/12/03
麻由
この表紙のネタバレがすごい1995。一難去ったけどまだ何も終わってないよ、みたいなオチのつけ方だったけど、しかしこの頃はまだ少女小説だったんやな……。
2018/10/08
感想・レビューをもっと見る