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銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

作家
宮沢賢治
藤城清治
出版社
講談社
発売日
1982-12-17
ISBN
9784062003957
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銀河鉄道の夜 / 感想・レビュー

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物語はもう何度もいろんな本で読んでいて知っているわけだけど、藤城清治さんの影絵で見る絵本は感動がとても大きかった。色鮮やかな空、見開きで広がる鉄橋のページ、そして無数にきらめく星々、黒くて大きな瞳の横顔。じっくり味わっていくと溜息がもれて、影絵の持つレトロな雰囲気、ノスタルジックな味わいに思わずじーんっときてしまう。これから先もずっとずっと読み継がれていったらいいなぁと思った。

2014/01/19

たるき( ´ ▽ ` )ノ

もーーー最高!!この影絵が素晴らしすぎて、表紙を見てるだけでうっとりする(*´ω`*)こんなに美しい絵本は、手元に持っておかないと絶対に損だと思う!話も素晴らしいけど、その切なさやはかなさ、情熱を影絵がさらに引き立たせている。一生大切にしたい絵本☆

2014/07/10

夜長月🌙@新潮部

藤城清治さんの影絵で描かれた銀河鉄道の夜です。場面が夜ですので影絵がよく合います。カンパネラのように不幸な人を救うために死ぬ人を無くすには不幸な人が一人でも少なくなることが大切です。

2021/05/12

サク

人生の環境は平等ではない。生まれながらにして、幸・不幸に分かれてしまう。いじめを考える絵本『おおきなあな』が浮かぶ。父は出稼ぎ、母は、病気で寝たっきり、ジョバンニは学校が終わる仕事をしなければならない。友達と遊べない。周りからからかわれ『いじめ』にあう。ジョバンニの苦悩に沈む心の『あな』がはっきりと見える。彼の心の『あな』を埋められるのはカンパネルラとの友情だけ。しかし、無情にも銀河鉄道は、友を生から死へ導いていった。友情が深いからこそ見せた心の映像。宮沢賢治が最後にうたった『幸福とは』の詩が胸をうつ。

2015/04/24

♪みどりpiyopiyo♪

『銀河鉄道の夜』の挿絵を楽しむ本 読み比べ。■この本は、宮沢賢治の原作を藤城清治さんの影絵と文で。藤城さんの影絵は幼い頃にはこわく感じましたが、近年良さが分かってとても好きになりました♪ 本作も光と影が素晴らしく、2人の様子も可愛らしくてとっても良かった☆ ■文は、ジョバンニとカムパネルラの友情を前面に出し、人の悪意を薄め、現代の言語感覚に近く書き換えているので、10代の子達にも親しみやすいんじゃないかな♪ ■賢治の幻想的な世界を感じられる とっても素敵な1冊でした (ღ′◡‵) (1982年)

2018/09/09

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