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天璋院篤姫 下

天璋院篤姫 下

天璋院篤姫 下

作家
宮尾登美子
出版社
講談社
発売日
1984-09-01
ISBN
9784062005616
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天璋院篤姫 下 / 感想・レビュー

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ぽんくまそ

独身の男からまず率直な述べさせてもらう。女(の派閥)めんどくせーっ!上流階級の冠婚葬祭めんどくせーっ!世間体あほくせーっ!元はといえば権力闘争の結果の疑似権威でたいして成果のない政略結婚を企てる男社会が元凶なんやけどね。薩摩おごじょでありながら完全に徳川の女としてのアイデンティティに生きる篤姫。演じた女優としては性格の悪い宮﨑あおいよりも北川景子の方が良いが、篤姫の写真からするに、目が大きく体格がよく性格も強い小池栄子が合っているだろう。著者いわく「.歴史に女の実績をほとんど記していない」のによく書いた。

2024/10/11

mitya

篤姫の夫、家定が突然亡くなり、14代将軍に家茂がなり、和宮が降嫁して、姑になった篤姫は京方の和宮に対して葛藤する。どんな立場、時代でも嫁姑問題は変わらないなと思った。家茂も若くして亡くなり、慶喜が次期将軍に就くが篤姫は気に入らない。そしてとうとう大政奉還、江戸城あけ渡しとなってしまうが、徳川家を守るために篤姫は最後まで粘る。自分をしっかり持って強い使命感で溢れた篤姫がいたからこそ、徳川家断絶にならずに済んだ。本当に篤姫は芯が強い人だ。お付きの幾島や滝山、唐橋なども自分の使命を忠実に全うする姿はかっこいい。

2014/04/20

M7T

下巻は幕末で盛り上がるかと思いきや、公武合体からの嫁姑戦争と来た。腹が立つやら、すっとするやらの盛り上がり。江戸城を下がってからは、これまた穏やかなお話となり、静かに終わった。このあたりが余韻を残していい感じ。良いものを読まされてしまったなぁ。まいった、まいった。

2013/09/06

さくら🌸

大政奉還後のことも詳しく書いてほしかったなぁ。

2008/05/24

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