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写楽殺人事件

写楽殺人事件

写楽殺人事件

作家
高橋克彦
出版社
講談社
発売日
1983-09-01
ISBN
9784062007924
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写楽殺人事件 / 感想・レビュー

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とも

★★☆写楽の正体には様々な説があるも、未だ解明には至っていない。歴史モノミステリーとしては 誰もが知っている有名人の仮の姿か予想外ながらもよく知る人物が正体であることを期待し、もしくは大きな政治や社会の渦に巻き込まれた人物であってほしいもの。そういったなか当作は、重要人物がドンドンと殺されていくものの、なんどかどんでん返しのあるありきたりミステリーであり明らかにされる正体で驚かされず、どっちつかずの1冊となってしまっており、ガッカリであった。せめて、推理か正体どちらかでも 驚きがあれば良かったのだが。。。

2016/10/05

KJ

小説の魅力に気付かせて貰った読書歴の原点。有名に反して謎に満ちた写楽の正体に迫る過程が抜群に面白い。絵画の枠を超え政治や社会を巻き込み様々な人間の因縁が絡み合う事で生まれた打上花火。眩しい輝きも頷ける。作品の巧拙よりも納得。本物を見極める眼が勝負の美術界は厳しいが奥が深い。意外な人物が浮上し結び付き露呈する動機。巧妙に仕組まれた陰謀と卑劣な犯行の手口を暴く展開の鮮やかさに興奮する。唯一人を陥れる為には相当しない程の発想と労力。人間を突き動かす憎悪の力は凄まじい。浮世絵に対する深い愛情が招いた悲劇は切ない。

2022/10/16

シロくますけ

乱歩賞全作品読破を目指して読んだが、あまり興味ない題材だったので読むのが辛かった。

2023/09/30

サイトー

江戸川乱歩賞 受賞作 インターネットで調べたおすすめミステリーにあったので読んだが、ミステリー的にはいまいち。 浮世絵・写楽・近代歴史の話は知らないことばかりなので、勉強になった。 小説を読むことで興味・関心のなかったものの知識につながることを再認識。

2017/05/24

二分五厘

1985.10.24

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