宮本武蔵をくどく法
宮本武蔵をくどく法 / 感想・レビュー
ひなきち
終始、関西弁の男女の軽妙なやり取りが続きますが、奥が深い。12種類の「くどく方法」=恋愛の極意を学ぶことができる。胸キュンもありました。誰も彼もが恋に一直線で、応援したくなりました!前も思ったけど、田辺聖子さんはラストの一文が素晴らしい。伏線が効いてて、余韻が残ります。最後の「女帝」の話が一番本質をついていたのかな、と思わずホロリ。
2016/05/07
Gen Kato
再読。何といっても表題作が最高(お通さんの解釈に爆笑)だけど、オチで膝を打つ『忍びの者』、西郷さん解釈にうなる『鞍馬天狗』も大好き。
2016/03/14
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