昭和遣唐使3000人の旅
昭和遣唐使3000人の旅 / 感想・レビュー
Tanaka9999
1985(昭和60)年発行、講談社の本。中島梓は編著者。中島梓が旅行記というような感じで100ページほど書いてあとは座談会と同行者のエッセー的なもの。物足りない、という訳ではないのだが、なんか乗り切れない。旅行記としても興味がそそられにくかったし。中国側の歓迎ぶりが仰々しくて、それについての記載が他の一般への記載を圧倒してしまっていることだろうか。あと中島梓がプライベートな状況が厳しくてもどうしても行きたいという記述が結構長くあって、作家だから行きたいのはわかるが長く書くことでなかろうと思ったこともある。
2021/11/20
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