総門谷 下
総門谷 下 / 感想・レビュー
セウテス
総門谷シリーズ第1弾ー下。予想した展開よりも、遥かに巨大な物語となる。明らかになった総門谷の存在と謎の支配者総門、彼により甦った12死徒。世界中の有名人物が揃い踏み、驚くやら呆れるやら、もう楽しむしかない感じです。超能力の基インカの秘術や、古代文明の存在について、更には鬼と神そして宇宙人の繋がりなど、作者流の独特な持論が描かれます。宗教も人類の存在意義も難しい事は考えずに、一つの物語として気楽に読みましょう。これ程人類の抱える謎を、ふんだんに盛り込んだ作品は無いでしょう。ラスボスの正体にも、ビックリです。
2017/03/14
九曜紋
再読本。1985年刊。上巻では比較的落ち着いた雰囲気だったストーリーが下巻では奇想天外な怒涛の展開を見せる。リアリティの無さがこの伝奇小説をより際立たせている。
2020/10/01
nori
Thrilling in first half, while absurd in the last. Author must consider consistency of world history even if it is comical SF. While I realized how mobile phone changed the world scenery, as this book was released on 1986 which is before bubble clash.
二分五厘
1985.6.29
慧
★★
感想・レビューをもっと見る