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迷い道

迷い道

迷い道

作家
阿刀田高
出版社
講談社
発売日
1985-10-01
ISBN
9784062023948
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迷い道 / 感想・レビュー

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青豆

阿刀田高さんお得意の何気無い日常に潜む恐怖を描いた短編集。子供の教育問題、ローンの重さ、口論が絶えない夫婦関係の中で、ふと心に過る「何かいいことが起こらないものか」。それは人生という長い道の途上につきものの心理。もしいつもと違う角を曲がってみたら、そこには何があるのか?人生において寄り道は結構だが、迷い道となるとこれは困った事になる。平凡で退屈かもしれないが、道に迷って自分の家に帰れなくならない様に気を付けねば。

2015/05/02

みどりまん

「ある夜の心理学」のみ読む。女には「天邪鬼型」と「開き直り型」が居るらしい。前者は「勤勉だね。」に対して「そうかしら、そうでもないわ。」と答え、後者は「そうなの、勤勉だから、あなたと遊んでいる暇はないわ。」という。ほう。官能小説を読んでいるようで脳が心地よかった。(官能小説よんだことないけど)。

KANEO

全10篇の恐怖掌編小説集。日常の中で知らず知らずのうちに迷いこんでしまった奇妙な恐怖の断片たち。阿刀田高さんはやはりいういう作品が御上手。 お話の中でお酒を飲むシーンがよく出てくるので一杯飲みながらまったり読みたい作品たち。『肌女郎』が想像すると一番気味が悪い…。少年時代の切なく甘味な想い出を描いた『蜜の花』 母の秘密を覗いた『母の裸像』が良かったです。

2013/04/28

tei

やっぱり阿刀田さんの短編は面白いな。ただ、物語の中盤辺りからラストを予想しながら読んでしまう自分に辟易。

2011/08/01

きりだんご⭐️新潮部

●病院

2011/03/06

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