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走れ・タカハシ

走れ・タカハシ

走れ・タカハシ

作家
村上龍
出版社
講談社
発売日
1986-05-01
ISBN
9784062024839
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走れ・タカハシ / 感想・レビュー

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淡紅

バブル前夜な頃の本。 昔の野球選手の名前がたくさん出てくる。 村上龍は「普通の人々を題材にした」のだそう。十人十色の普通。 村上龍の本は読みたくない表現が必ず出てくるけれど、普段、自分が普通だと思ってる範囲の狭さとか、世間知らず…つまり、無知で狭量でお花畑な自分を教えてくれるから読む。 不快だけど、面白さがある。 最後の話が1番好みだった。

2023/08/11

そうたそ

★★★☆☆ 大雑把にいうならば、「69」に近いタッチの作品。SM色が強くなくて明るくてグロくない村上龍。しかしそれにしても、なぜ敢えてカープなのか(とはいえ、カープほどファンに愛されるチームもないけども)、なぜ衣笠でも山本浩二でもなく、高橋慶彦なのか。しかも、高橋自身が主人公として登場するわけではない。むしろ、本作で重要なのは高橋義彦という人物自体ではなく、「走れ!タカハシ」というワードそのものにあると思う。意味なんて考えずに気楽に読むべき作品。村上龍さんはカープファンなのだろうか。

2013/04/28

ヘビメタ小僧

何ゆえかこの本を読まないでいたが、読んだら一気だった。龍にしては軽く、口元が緩む内容で《楽しかった本》しかし、高橋慶彦さんは、これを読んでどういう反応をするのかなぁ~

2009/08/07

おおきなかぶ

村上龍さんの作品を初めて最後まで読んだ(笑)。

2023/11/11

ice cream

龍さんらしくない、あっさりとした内容だった。最後に必ずタカハシさんが何かしら絡んでくるのが正直ギャグかと思えるくらいにおもしろかった。ほんと上手いところで登場しますわ~。しかし、タカハシさんが実在の人物だと知ったのは読み終わった後でした。

2010/09/08

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