利休七哲
利休七哲 / 感想・レビュー
dzuka
千利休の茶道の高弟の七人と荒木村重の生きざまを紹介する小説。 瀬田掃部、芝山監物、牧村兵部など、めったに小説で扱われず、どんな背景をもつかわからない人物を、この作品は、その生きざまを示す一場面を描いて、人物像が少しはイメージできるようにしてくれた。 それらの人物の根底にあるのは、当時流行の茶の湯とキリスト教という文化のヨコのつながりであり、主従というタテの関係でしか描かない教科書ではわからない歴史の深さと複雑さを、教えてくれる。
2019/11/12
へもとり
細川忠興のお話がとても好きです。
2014/08/07
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