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季節のかたみ

季節のかたみ

季節のかたみ

作家
幸田文
出版社
講談社
発売日
1993-06-01
ISBN
9784062059572
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季節のかたみ / 感想・レビュー

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fubuki

根強いファンがいる幸田文。でも私は相変わらず苦手。彼女独特の言い回しが私の心には嵌らない。ただ、言い回し云々より、いつも心に残る情景があるので不思議だ。また今回、新たな発見として、青木玉が子供の頃のことを書いたエッセイ―で知る「幸田家」と文が表現する「幸田家」は若干の違いがある。何事にも一つの見方では語られない、断言できないものだと知る。

2024/01/31

貧家ピー

題名の通り、季節を感じる事ができる美しい文書で綴られている。単にエッセイというより、人生を暗示するようにも読むことができた。

2004/11/20

amanon

独り身として老年を送る…男女の性差はあるとはいえ、その予備軍として(笑)、何か身につまされるものを覚えた。その一方で明治生まれの人の胆力や感受性に「これは叶わない」とも思わされる。それから、これまで小説で読んだ、著者の離婚の経緯が、随筆というよりリアルな形で語られたのが、何とも言えず重たい。ただ、それもどこかバイアスがかかっているのでは?という疑念が拭えないけれど。後、とりわけ印象的だったのは、良い意味での物へのこだわり。百均商品にまみれた今日では想像もできないような、職人堅気への憧憬につい恥じ入る。

2018/03/02

茶坊主

幸田文、マイブーム。 婦人雑誌のコラムとして書かれた「くくる」の章は、作者独特の感性で12か月、それぞれの月のエッセンスを詰め込んだ感じ。見開き2ページという短い文章ながら、何度も読み返したいような厚みがある。 豊かに深く、柔軟に自然を楽しめる心の持ち方が素晴らしい。

2015/06/14

むらさめ

松之山の地滑りP141まで読了。返却期限が来ちゃったのでとりあえずメモ

2015/06/26

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