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遠い星からきたノーム 2

遠い星からきたノーム 2

遠い星からきたノーム 2

作家
テリー プラチェット
Terry Pratchett
鴻巣友季子
出版社
講談社
発売日
1992-11-01
ISBN
9784062060998
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遠い星からきたノーム 2 / 感想・レビュー

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のりたま

金の子牛と衆愚政治家

しいかあ

2巻は出エジプト記の中の金の子牛のエピソードが下敷きみたい。もっとも、金の子牛の場合は人々は偶像崇拝に走るわけだけど、ノーム達は逆に戒律崇拝に走るあたりがなんとも。つまり旧約における十戒と偶像の役割が反転しているわけだ。とどめに、旧約では母音を持たず、おそらくは実体を持たないYHVHという神と契約するわけだけど、ノームたちの場合には神の役割を確固たる実体を持ったJCBというショベルカーに託してしまう。そう考えると、2巻は旧約聖書を逆さまにした話と言えるのかも。

2011/06/21

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