われよりほかに: 谷崎潤一郎最後の十二年
われよりほかに: 谷崎潤一郎最後の十二年 / 感想・レビュー
takao
ふむ
2024/04/12
sloth_life
要所を熟読。
2017/07/07
しんこい
谷崎晩年の仕事ぶりや生活とを垣間見させ、取り上げられた作品を読み返したくなりました。
2010/05/20
yoyogi kazuo
非常に面白かった。京都大学の国文科にいた時に谷崎版源氏物語の口述筆記者として京都の自宅書斎で仕事を始め、夏は熱海の別宅にもついて行く。谷崎のワガママな仕事ぶりや、休みの日にも東京での買い物や用事を言いつけられたりするのに辟易したり、谷崎の人間的な欠点を率直に指摘する一方で、谷崎の秘書が務まるのは自分しかいないとの自負も感じられ、書斎での緊張した仕事の様子、松子夫人や入れ替わり立ち代わり現れる大勢の女中たちの様子など、著者にしか書けない谷崎文献中でも第一級の資料。文章も知的で美しい。
2021/09/13
TOKUMOTO
大作家の熱海、京都、神戸での生活が作品と共に知ることが出来る。
2021/04/08
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