KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ミラクル

ミラクル

ミラクル

作家
辻仁成
望月 通陽
出版社
講談社
発売日
1993-11-01
ISBN
9784062066297
amazonで購入する

ミラクル / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

銀河

横書きに慣れてなくて最初戸惑ってしまった。アルの母親探しは痛すぎる。私には他の人には見えない友達はいなかったけど、小さいころは自分だけの神様が心の中にいたのにな、いついなくなってしまったのかな。「悪いことをしたこどもを最後まで許さないのがパパで、最後に許すのがママ。」この言葉に出会えただけで、この本を読んでよかった。覚悟や決心をしなくても本能的にこどもの罪を一生背負ってしまうのが母親なんだろう。

2011/02/11

めぐこ

Kindle版 母親とは何か?どういう存在かという問いかけからあった。世の中にはたくさんのお母さんがいる。痩せてたり太ってたり貧しかったり金持ちだったり。世の中のお母さんはなにをもとめられてるんだろうかと今更ながら思いました。

2024/06/03

ちどり

父子家庭で母を知らずに育つアル。 母への問いかけの日々にたどり着く言葉が素晴らしい。 母とは ユルシテクレルヒト。 ユルシテクレルヒト。 あぁわかる。 ハッとした言葉が胸に静かに熱く染み入って 言葉がだんだんカタカナで何回も ノックするように畳み掛けられること。 全ての母におくりたい言葉。 ユルシテクレルヒト。 丁寧に言葉が選んで使われていて ここにはこの言葉と 過たずに正確に紡がれ 氏の世界の広さを思う。 秀作。

2019/07/02

作り笑いが下手すぎる

これは一回読んだだけじゃ私には分からんぞ…? どうしてアルは最後「ママに会った」なんて言ったんだ? それが「大人になる」とは思えないしなぁ…。

2013/05/19

isuzu

小学校以来の再読。あれから約二十年経ったわけだけれど、あまり読後感に差が無いことに驚く。小さい頃は見えなかったアルの心情の変化は感じ取れたものの、最後と冒頭がつながってない感じがしっくりいかないというか…。あれ?これで終わるの?と首をかしげるというか。

2011/02/10

感想・レビューをもっと見る