おらホの選挙
おらホの選挙 / 感想・レビュー
しょむ研(水野松太朗)†選挙マニア!?
直木賞候補作品。「津軽選挙」と呼ばれるドロドロの腐敗選挙を描く。出てくる人物が、何奴も此奴も「選挙は非民主的で腐敗していて、形骸化しているのが最良。何故なら、その方が自分は儲かって他者は落ちぶれるから」という発想の持ち主ばかり。故に全員私益や我欲、打算のみで動く。読んでて暗澹たる気分になる。民主的でクリーンな選挙など幻想でしかなく、矢張り社会変革は暴力革命以外では絶対不可能なのだろうか…?orz 作者は社青同解放派(後の革労協)元幹部。
2014/11/19
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