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現代の二都物語: なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか

現代の二都物語: なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか

現代の二都物語: なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか

作家
アナリー サクセニアン
Annalee Saxenian
大前研一
出版社
講談社
発売日
1995-01-01
ISBN
9784062072854
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現代の二都物語: なぜシリコンバレーは復活し、ボストン・ルート128は沈んだか / 感想・レビュー

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Tatsuya Hirose

【現代の二都物語】 ここでいう二都とは「ボストン・ルート128」と「シリコンバレー」のこと。伝統的な組織、経営手法、そして金融機関というキッチリ固められたエスタブリッシュメントなボストン・128。一方、政治からは距離を置きつつ、スタンフォード大学とビジネス的にも良好な関係を育み。ネットワーク型組織を活性化させ、濃密なコミュニケーションを日々継続させたシリコンバレー。滅んでいったのはボストン・ルート128。シリコンバレーの全てが正解ではない。しかし、柔軟なコミュニケーションの大切さを改めて考えさせる内容。

2022/03/21

Seiichi Takayama

アメリカにおけるハイテク産業の地域比較について書かれた本。二都というのは、東海岸のルート128と呼ばれる地域と、西海岸のシアトル。MIT vs スタンフォード、という見方もできるかもしれない。●半導体産業の初期、技術の秘匿を基本とする東海岸の文化、地域内でのオープンなネットワークを重視する文化の西海岸。堅くて保守的な東海岸、フランクで革新的な西海岸。垂直統合の東海岸、 水平分業の西海岸。誤解を恐れずステレオタイプ的にわけると、このような話になるようだ。●重要なのは、どちらがよいかどうかではない。西海岸のシ

2015/05/03

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