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水の伝説

水の伝説

水の伝説

作家
たつみや章
出版社
講談社
発売日
1995-12-13
ISBN
9784062076821
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水の伝説 / 感想・レビュー

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びっぐすとん

なんだか思わず涙が出ちゃったよ。街中に住む人間は山が青々してると自然が豊かだなーなんて単純に思ってしまうが、よく考えたら杉だけ、檜だけという一種類しか生えていない山は不自然なのだ。人間は地球は大きな繋がり、サイクルで保たれていることを忘れ、部分的、即物的な尺度で利用するから環境を破壊してしまう。地球は人間だけのものじゃない。やはり神様というのはエスカレートしがちな人間に歯止めをかけ、反省させるためにいらっしゃるのだろう。優しい内向的な苛められっ子が成長していく姿が親のように嬉しい。これで神様三部作終了。

2020/12/05

灰音

たつみや章さんってどうしてこんなに神様ものがうまいのか… 自然の共存と感動の宝庫。

2021/11/08

あまりりす

自然への畏敬の念を持つことが、ひいては神様を崇めることに繋がっていく、そういった印象でした。もう、面白くて、たつみやさんの描く世界観は本当に、たまらなく好きです!おばあさんがとても素敵で、「光太郎はあ、あまえんのがへたくそなんだなあ。都会の子はみぃんな、ちっちぇえ肩にいっぱいがまんしょってよお。かわいそだなあ」という言葉が、とても胸にしみました。感謝の心を忘れない、そんな当たり前の事を改めて考えさせられる作品でした。

2013/05/22

永夢

『ぼくの・稲荷山戦記』は元々好きだったから、図書館で見つけてつい借りてしまった。自分の周りには至るところに神様がいると思ったら、もっと豊かに暮らせるのかな。

2013/02/20

大根院

★3。

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