縄文杉に会う
縄文杉に会う / 感想・レビュー
謙信公
まだ訪れたことはないのだが、屋久島は魅力的な島だ。九州で一番高い宮之浦岳を擁し、季節風が遮られ、島の南北で日本列島の太平洋側と日本海側のような気候や、山の下は亜熱帯、頂上付近は亜寒帯と一つの島で違いが見られ、まさに小さな日本列島だ。そんな自然の中で育った樹齢千年以上の杉を屋久杉と呼ぶ。現在の縄文杉はぽつんと一本立っているようだが、かつては他の樹と枝が茂り合った中にあったそうな。根元を人に踏まれ、風雨が直接当たるようになって弱っている。さらし者になって可哀想だと表現する人もいるようだ。自然を大事にしたい。
2020/03/31
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