ご立派すぎて
ご立派すぎて / 感想・レビュー
マンゴープリン
30回近く見合いをしまくり、悉く失敗し、小説の新人賞にも落ちまくっている主人公。銀座の小説講座で知り合った女性のアドバイスにより、見合いの場を格好の取材機会と考えることにして、それからは肩の力が抜け見合いの席で話も弾むようになった。「夢を望むだけでは実現できない。だけど望まなければ実現しない」というのが良い。そしてその後運も味方して本を出版する運びとなった。所々に出版社、実在の作家を連想させる捩り名にクスリ。厩編集長の最後のアドバイスが良い。
2016/01/13
shibatay
再読
2012/04/12
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