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イコン

イコン

イコン

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
1995-10-01
ISBN
9784062078719
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イコン / 感想・レビュー

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純子

1995年の作品だが、アイドルの変遷が熱く語られるあたりは、アイドルといってもいろんな存在があったんだなと感心しながら読めた。ネットのなかの人と、ほんとうに繋がっているような気持ちになるのはよくわかる。けれど、アイドル本人は不参加というイベントに、なぜそこまでのめり込むのかは理解できなかった。若者のことはわからないとぼやきつつも、理解しようとしてイベント会場に足を運ぶ宇津木の姿に、もしほんとうにそんな警官がいたら頼もしいなと思った。

2019/04/08

そのぼん

アイドルのライブで殺人事件が起こったことがメインでストーリーが進んでいきました。犯人は誰なのか、そしてバーチャルな世界のアイドルは果たして本当に実在するのかということの謎解きのストーリーで、比較的気軽に読めました。

2012/10/11

くまんちゅ

約20年前の作品ということでパソコン通信内でのアイドルがでてきたりとさすがに時代を感じます。今でいうとSNSや2chといった感じなんでしょうかね。そのアイドルのイベントで起きた殺人事件。果たしてそのアイドルは実在するのか?現場にいた学生たちはどう関係するのか?といった謎が徐々に解けていきます。事件のほかにもアイドル論が語られていたりしてなかなか興味深かったです。安積、速水、宇津木の40代トリオがいい味出してます。

2014/02/21

くまんちゅ

再読。安積班シリーズということですが、前半は警視庁生活安全部少年課の宇津木が主人公といった印象。この宇津木のキャラが卑屈というかネガティブな感じなので、ちょっとイライラする部分もありました。後半は安積がメインとして事件解決に向けて奮闘。宇津木の心境にも変化が起こり良い方向に。ただ、殺人事件のきっかけとなった出来事は胸糞悪かったですけどね。

2016/05/05

とんきち

面白かったのだが、犯罪の動機がやりきれなくて読後感重し… 速水と須田の関係の初期が知れて そこは良かった。

2022/05/21

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