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余燼 上

余燼 上

余燼 上

作家
北方謙三
出版社
講談社
発売日
1996-05-01
ISBN
9784062081214
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余燼 上 / 感想・レビュー

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sasa✾

★★★

2017/01/26

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

甲府勤番の影井誠一郎は、明輩永原平七を立合いのうえ切った。そこから政事の闇に巻き込まれて行く。松平定信を老中に推す側と、それを阻む側。闇の力がぶつかり合う中で、知らずに人を切っていく。その度に強くなる自分、変わって行く自分、しかし平七を討たねばならなかった理由を、探し続ける。相手側の元締が一橋治済とわかるが、大物過ぎて手が出せない。最後の手は、江戸の打ち壊しと決めた。 【4.8】

2021/12/29

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