検屍官
検屍官 / 感想・レビュー
アキ
パトリシア・コーンウエルの1990年のデビュー作。検屍官シリーズ第1作目。ヴァージニア州の女性検屍局長であるケイ・スカーペッタと同じ大学出身の30歳の女医が殺された。連続殺人事件の4人目の被害者。スカーペッタは彼女と言葉を交わした覚えがあり、身近な人の無残な死に自分を重ねる。刑事と犯人を詮索しているうちに5人目の犠牲者が。5人に共通するのは低い声、犯行現場に残された甘いにおいと犯人に近づくスカーペッタだが、ついにはその彼女本人の元へも・・・犯人を推理する過程が面白かった。ガーディアン死ぬまで19/1000
2019/03/14
マッピー
アメリカの検死官が、こんなに捜査の中心にいるのかどうかはわからないけど、それは、主人公が女性だからということも関係しているのかもしれない。彼女は一介の検死官ではなく、検死局長という役職についているが、もっとやらないと認めてもらえないのではという強迫観念が、彼女にはある。 これは、「男女雇用機会均等法」が施行され、希望をもって社会に出た大勢の女性にも当てはまるのではないか。検死官が活躍する事件というのは、凄惨な事件ばかりなのだろうが、読み出してしまったのだから仕方がない。このシリーズを追いかけていこう。
2017/08/13
おだまん
読み友さんからのお勧めで、まずは第1作を。海外版科捜研の女。スプラッタと聞いていたけど、全然気にならなかった。これはハマりそうな予感♪
2015/01/15
じょじょ
面白かった。他の方の感想にあったように完璧じゃなく 失敗したりパニックになったり 人間味があって好感が持てる。好きなシリーズの仲間入り。
2018/06/26
ごり
ドクター・スカーペッタシリーズを読んでみたかったのでこれから手をつけました。検索したら自分が買ったのが無かったのでこれに。すごい面白かったんですが最後の方に誤植?ぽいのが…あとやらたPC関連の話とかDNAの話が古いなーって思って調べたら初版が1992年なんですね。
2012/01/20
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