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天風の彩王 上: 藤原不比等

天風の彩王 上: 藤原不比等

天風の彩王 上: 藤原不比等

作家
黒岩重吾
出版社
講談社
発売日
1997-10-01
ISBN
9784062088480
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天風の彩王 上: 藤原不比等 / 感想・レビュー

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藤原鎌足の子にして、藤原氏の栄華の基となった藤原不比等を子供時代から描く。自分が天智天皇の子か鎌足の子か、答えは誰も出せないが、天智天皇の子と信じることによって力を得ることを選び、時勢を読むことで生き残る。そして持統天皇らの心の機微を読み、生き残りのために賭けを重ねるところは、現代にも共感できる生き方だ。イケメンであることを除けば・・・

2017/12/23

Makoto Yamamoto

中臣鎌足が藤原姓になって始まり、順調に藤原家の栄華につながったと思っていたのが恥ずかしい。 中大兄皇子(天智天皇)子の大友皇子(弘文天皇)が覇権争いで大海人皇子(天武天皇)負けたので、天智によって引きたてられていた藤原家は(中臣)が窮地に陥るのは当然。 そこからの史(ふひと)の頑張りがすごい。 当時の天皇系図がややこしいのもよく理解できる。 下巻が楽しみ。 後年になると思うが、藤原4兄弟は天然痘で同年になくなるし、道長の栄華まではまだまだ長い。

2024/10/20

よしひろ

古代のとっつきにくさをここまでリアルに分かりやすく描く。藤原不比等を軸に面白く描く。

2015/12/06

Kentaro Tanaka

藤原不比等・・鎌足の子どもですね☆ 藤原氏の礎を作ったとも言える第一人者の、出世の物語です☆

haru

藤原不比等について知りたくて。いまはまだ史(ふひと)。これからどうなるのかな。下巻へ。

2016/03/29

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