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獅子王アレクサンドロス

獅子王アレクサンドロス

獅子王アレクサンドロス

作家
阿刀田高
出版社
講談社
発売日
1997-10-01
ISBN
9784062088527
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獅子王アレクサンドロス / 感想・レビュー

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アイゼナハ@灯れ松明の火

アレキサンダー大王の事蹟を通しで読むのは実は初めて。ギリシャから始まり、ペルシアを降して、遥かインダス川を臨むに至る地までの遠征を成し遂げた人物の享年が僅か32歳とは!!王というよりは冒険家のような大いなる探求心。いかに王であり、戦上手であったとはいえ、多くの人間を苦難の行軍に従わせ得たことをカリスマの一言では片付けられない気がします。未知なる物を見たい、触れたいというエネルギーは、当時の人々の方が色濃く持っていたのかも。支配、というか搾取を目的としない遠征だったことも成功の要諦だったのかも知れませんね。

2012/06/16

姉勤

現代の価値観で見れば、大規模な虐殺、殲滅、そして民族浄化。アレキサンドロスと同じ時代を生きた、彼の征服地の人類は、大規模な災厄にあったかの様な不幸に遭遇した。 しかし、歴史というスパンで観れば、文化、人種、価値観をブレンドするために遣わされた、時代の執行官といえなくもない。確実に現代に延長する文明は、彼により前にすすんだのだから。 それは、「善悪」を超えている。

2013/03/10

芦沢 優

ただただ面白い。圧倒的なカリスマ、フィジカル、メンタル。稀代の制服者であり、冒険家であったアレクサンドロスに魅了された!

2021/01/23

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