時代末 下
時代末 下 / 感想・レビュー
ツカモトカネユキ
第二次大戦突入から、昭和、平成にかけてが語られます。 上巻からの流れで、適当な流れと成功体験、希望的観測とおかしな野望で戦争へ突き進んでいきます。 その戦争も、敗戦の分析結果が非常に情けない。またその後の高度経済成長からバブル崩壊までも意図した出来事と天佑が織りなすことがよくわかります。 残念ながら、本作では将来の姿やあるべき姿が描かれていません。本作以降、なくなるまでに多数の著作があるので、そちらで追っかけていきたいです。
2019/04/14
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