五体不満足
五体不満足 / 感想・レビュー
あつひめ
今まで気にはなっていても読んでいなかった1冊。健常者と障害者と言う区分け。健常者とは特定の慢性疾患を抱えておらず、日常生活行動にも支障のない人をいうそうだが、体に疾患はなくとも最近は心を病んでいる人がどれだけいる事か。乙武さんの障害は不便だが不幸ではないと言う言葉。どれだけ健常者と言われる人がその事に気付いているだろうか。恵まれた環境と言う言葉でひとくくりにはできない。本人の努力、家族の努力。障害のある人には手を差し伸べるのはもっともなことだけど、本人が何を望んでいるのかを確認しながら接する必要を感じた。
2013/04/02
Die-Go
駅内無料図書にて。表紙の乙武氏の笑顔を見て、これもてるわと若干の嫉妬心が生まれたのは秘密にしておきたい。だって美男子なんだもん。さて、本書はその乙武氏が生まれてから大学で大活躍するまでを自叙伝の形で追っている。バリアフリーが謳われて久しいが、今の社会はその当時抱えていた問題をクリアてきているのだろうか?乙武氏も調子に乗っちゃって色々問題を起こしたけど、その萌芽はここにちょっとあるのかなと思わされるところあり。 全体的に楽しんで読めた。 ★★★★☆
2018/12/06
takaC
最近読んだどれかの本(どれだったか思い出せず)の解説でこの本のことに触れられていたの久しぶりに再読。家にはないので図書館本で。
2014/02/09
こばまり
福祉分野で働く男性が「僕はこの本が嫌いです」とハッキリ仰ったのが印象的で思わず手に取る。改めて読み返すと、幼い頃より小さな王様で特権意識を感じなくもないが、情熱的で自らの考えを持つ好青年ではないか。政治家に向いている。
2021/06/08
馨
ご本人の頑張りもお人柄も素晴らしいものですが、私が驚いたのはお母さん!生まれてきた我が子を初めて見られた時の感情がすごいと思います。普通なら大ショックだろうに。
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