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聖アントニウスの夜

聖アントニウスの夜

聖アントニウスの夜

作家
藤本ひとみ
出版社
講談社
発売日
1998-05-01
ISBN
9784062091664
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聖アントニウスの夜 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

革命に突き進む十八世紀末、フランスの古都アラスを舞台に描く衝撃の 歴史サイコ・ミステリー。 そんな革命前の火薬爆発一歩手前のような雰囲気の中でおこった陰惨な事件を、わりあい心理描写を省いて描いている。なお、このヴィドックは、ジェラール・ドパルデュー主演の映画「ヴィドック」 と同一人物です。

2002/02/28

金吾

推理の部分よりも当時のフランスの民衆の生活がイメージできる部分が印象に残りました。歴史の本のようであり、楽しかったです。

2024/01/18

takaya

革命前のフランスで下層階級の女性が連続殺人を犯す物語。歴史小説の作家による創作ですが、当時のフランスの最下層の暮らしが生々しく書かれていて、興味深かったです。予想外の結末があるミステリー仕立てのストーリーにも引きつけられました。

2023/01/17

gill

フランス革命直前の時期の下層民街での連続殺人事件のお話です.描写が丁寧で,平民たちの酷い暮らしぶりをありありと想像できました.ストーリーもよく纏まっていて,コンパクトなのに内容は多く感じられました.とても面白かったです.

2015/06/27

もひ

犯人の意外性もさながら、舞台背景の描写が相変わらず見事でした。著者の物語は当時の社会風俗を楽しむ本だと思っています。

2010/06/01

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