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つきのふね

つきのふね

つきのふね

作家
森絵都
出版社
講談社
発売日
1998-06-24
ISBN
9784062092098
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つきのふね / 感想・レビュー

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優希

素直に心に響いてきました。子供というには少し大人と言ってもいい子たちの物語。忘れていた大切なものが全て詰まっていると言えると思います。昔病んでいた想いが思い出され、そこにそっと寄り添ってくれるような、そんな感じがしました。優しくてあたたかい物語。表紙がちょっと残念な気もしますけれども。

2018/08/06

七色一味

読破。全く反対のシチュエーションになるけど、実態のないバブルに舞い踊らされた狂騒状態と、祭りの後の虚しさのような──、何かそんな空気が漂う、そんな作品だった。

2013/03/30

ミロリ

ノストラダムスの予言、そんな不安定なもののために必死に青春して生きている感じが純粋で羨ましい。生きることは簡単でないけれど、助けてくれる人、見てくれる人がいる限りずっと生きれるはず。いっしょにつきのふねを見つけてくれる人、乗ってくれる人がいれば大切にしたい。誰かの、何かの尊いものにもなれたらいいな。

2014/10/19

りなお

図書館本。中学生が組織的な万引き。薬物。売春斡旋。なんだか荒みすぎで現実感が希薄。さらに精神を病んだ智との交流。最後はなんとなく丸く収まりよかったよかった。現実はそんな甘くないよなぁなお話でした。●自分は自分で生きていかないと、今の時代すぐに自分を見失ってしまう

2022/03/12

瑪瑙(サードニックス)

読みだした途端、しまったなあと思いました。私には合わないと感じたのです。でもなんとか読み終えました。最後までしっくりこないお話でした。心の病や、各々の気持ちはなんとなく分かるのですが、私には合わなかったです。心に響いてきませんでした。作中に「月の船」が登場するので【2019年花鳥風月読書会】参加にて読了。

2019/12/05

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