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ビート・キッズ-Beat Kids

ビート・キッズ-Beat Kids

ビート・キッズ-Beat Kids

作家
風野潮
出版社
講談社
発売日
1998-07-17
ISBN
9784062092494
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ビート・キッズ-Beat Kids / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

【「ロック」の日】イベントを通じて知ることができたこの作品、さすが「野間児童文芸新人賞」をはじめ、児童文学新人賞を3冠達成も納得の内容でした。平凡にのんびりと生活していた中2の主人公「英二」がひょんなコトから吹奏楽部でパーカッションを担当することに。その天性のリズム感の良さをいかんなく発揮し、メキメキと上達していきます。過程では身重の母親と酒とギャンブルにおぼれた父親の間で、青春ものらしく色々と苦悩しますが、ステキな仲間に支え、励ましあいながらお互いを成長させていく姿にホンワカと胸がアツくなりました。

2016/06/11

mocha

強引に吹奏楽部に勧誘された英二と、天才肌の七生の友情。ダメ父、病弱な母を持ち、貧乏ながらも明るく人を和ます英二。普段は自他共に認める「アホ」だけど、健気で健気すぎて大泣きさせられた。弾けるドラムと大阪弁のやりとりが、まさにビートキッズ。風野潮さんのさわやか青春ものは、中高生に安心して勧められる。

2016/06/09

aponchan

息子の本棚本。大阪に3年間住んで仕事をした経験があり、関西弁にリズムを感じながらあっという間の読了となった。自分の息子と比較して、一時代前の子たちの方がエネルギッシュというか、元気があるなあと感じた。今の子はエネルギーを秘めているだけなのかもしれないし、エネルギーに親として気づけていないのかもしれない。息子の本をたまに手に取ると、内容が少しずつ大人が読んでも違和感ないものになってきて、成長を感じることができるのも楽しい。

2020/06/28

おはなし会 芽ぶっく 

教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】 舞台は大阪の下町。中学生の英二は、転校先のブラスバンド部に勧誘されます。誘ったのはプロ並みの音楽センスを持つ部長の七生。二人は真逆のタイプですが、精いっぱいの自分達の音楽を、仲間と共に作り上げていきます。全編英二の語り、関西弁です。

2015/06/19

おはなし会 芽ぶっく 

6年生ブックトーク授業 教科書掲載本からおすすめ本 大阪の中学生、吹奏楽部が舞台。中学生になったら吹奏楽部に入部する子がいるかもね?と紹介。ビート・キッズ2(ロックバンド編)も紹介。文中にMDが出てくるので、多分知らないだろうな?と実物持って行きました。案の定知らなかったです。

2019/12/14

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