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トゥエルブY.O.

トゥエルブY.O.

トゥエルブY.O.

作家
福井晴敏
出版社
講談社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784062093682
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トゥエルブY.O. / 感想・レビュー

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けい

第44回江戸川乱歩賞受賞作、同時受賞は池井戸さんの「果つる底なき」です。「亡国のイージス」からの逆読みになってしまいましたが、こちらは情報化された兵器へのサイバー攻撃が主戦場。兵器、銃等を細かく描写を読者に実物をイメージさせておきながら、想像上の兵器や設定を盛り込み虚実を混乱させて、読む側を作品内の戦場へ引っ張り込んでくれます。後半のスピード感は見事で、薄々分かっている結末も最後まで読み切らずにはいられませんでした。表題のY.O.の意味、分かれば単純でした。

2014/06/21

hundredpink

福井晴敏はロマンチストすぎる。

2015/11/14

yukision

読友さんのおすすめ本。「川の深さは」と「亡国のイージス」の間の話のようで,これを読んでうまく繋がった。戦闘場面は,兵器やヘリなどに詳しくないため状況がはっきり掴めないこともあったものの,その迫力は他の作品同様十分感じられた。

2019/08/29

Aquarius

福井晴敏作品初読み。事実と虚構は抜きにして私には圧倒的なスケールでした。人が権力を持ち辿り着く先はこんな結末なのか・・・。集団的自衛権の問題が脳裡を掠めていき,自衛隊のあるべき姿と米国との関係,日本として避けられない問題を改めて考えさせられました。福井さんの想いと表現したいことが濃縮されているそんな1冊だと感じました。内容は王道といっていいのか,読み手が登場人物の味方となり応援したくなり,そして凄惨な状況の中にも希望の光がある。利権が絡むからこそ争いがはじまるのは世の常か。亡国のイージスへと続きます!

2014/06/25

calaf

理沙と護は生き延びたのか?そして、平と由梨は、この後どう・・・

2007/07/19

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