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お茶席の冒険

お茶席の冒険

お茶席の冒険

作家
有吉玉青
出版社
講談社
発売日
1998-12-01
ISBN
9784062095211
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お茶席の冒険 / 感想・レビュー

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ふくみみ

有吉佐和子さんの本は相当読んだけど、娘さんの本は初かな。「日々是好日」や「ひよっこ茶人、茶会に参る」と違い、初心者に説明したりやってみるといいですよ、というスタンスではなく、専門的なこともそうでないこともさらりと描いているのがさばさばした味になっています。藪内流という武家茶道でもあり、お茶をやってる人でも新鮮に感じるお点前も多いですが、正客の譲り合いだとか年に数回しかやらずに覚え辛い季節の点前についてなど共感するテーマもあり、そこはなるほどそういう考え方なんだーという視点で面白く読めました。

2011/10/02

マカロン

昔お茶を習ったことがあったが形式ばった仕草に、時に笑いそうになったことを思い出した。まじめにやっていなかったのでろくに覚えられなかったが、無心にお茶をたてることができたらさぞかし静謐な気持ちになるだろう。

2010/04/13

朱音

茶はちょこっとかじったことがある、という程度で、もうすでにうろ覚えなのだけれど、こういう本をよむと「炭手前」とか「平茶碗」とか、なんとなく映像が浮かんでくる。そこで「ああ、こうやってこうやって」なんていう動きがすらっと出てこないところが不肖の弟子たるところなんだろうけど…またこうゆったりとした時間を過ごせたらなあ、なんて思ったり。

2002/10/22

ぱすこもち

藪内流を習っていらっしゃる筆者の四季折々の茶道体験記。流派が違えども奥の奥まで突き詰めれば同じ流れが見える。そんな気がします。

2013/06/16

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