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感情教育

感情教育

感情教育

作家
中山可穂
出版社
講談社
発売日
2000-02-01
ISBN
9784062098335
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感情教育 / 感想・レビュー

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かなかな

図書館で手に取り冒頭を読み、そのまま椅子に座って3分の1くらい読んでしまう。 借りて帰ってその日の夜に読了。 中毒性のあるストーリー展開 一言で言うとレズビアンの話だけれど、 そこのところよりも、 悲惨な生い立ちの2人の女性が、どんな人生を歩むのかに興味があった。 世の中の全ての子供たちが、愛されて育って欲しいと切に切に思う。、

2017/07/03

さえ

否応無く引き込まれてしまう。 濃い女性同士のラブストーリー。那智が耕一に相手がたまたま女性であっただけ、という場面があったように、男女においても同じくらいの濃度の恋愛は成立するだろう。 でも、こんな濃い恋愛に飛び込む勇気は自分にあるだろうか、ずっと同じ濃度を保ったまま日常を送れるのだろうか、、、等など色々考えてしまう。

2018/03/16

dokusyotyu24

女性同士の恋愛を描いた恋愛小説。恋愛小説といえば二人の関係を書くものであると思う。しかしこの小説の大部分は二人が出会う前、どのような人生をそれぞれが送ってきたかということが書かれており、一風変わった作りになっている。だからこそ、二人の邂逅やそれぞれがそれぞれをどれだけ必要としているのかということが胸に迫る物語となっている。二人が出会ってからの章は、二人の幸せを祈りながら読んだ。 著者の他の本も読んでみたい。

2020/06/25

れに

うーん、可もなく不可もなく。女性同士の恋愛、しかも不倫の話。那智と理緒のそれぞれの不幸な生い立ちのストーリーから始まるがその二人が出会い、恋愛関係になるまでがとにかく長い。むしろ恋愛の話より二人の今までの人生、生い立ちのほうがメインなんじゃないかと思えるくらい。そして不幸な生い立ち系主人公によくありがちなスペック容姿の良さ、儚さ故にモテるっていうありきたり展開がこの小説にももちろんとりこまれていましたね。個人的にそういうの萎えるからまじでいらないって思っちゃう。あと那智の旦那が性欲お化けすぎてどん引き。

2022/07/22

わか

再読。中山可穂は一気読み。大人の男と思っても結婚してみたら、こどもっぽい男いるいる。遊園地に置き去りとかよく覚えてたな。中山可穂の作品は人妻に激しい愛をぶつけるのが好きだなと読んでいます。

2014/09/08

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