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盤上の敵

盤上の敵

盤上の敵

作家
北村薫
出版社
講談社
発売日
1999-09-01
ISBN
9784062098762
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盤上の敵 / 感想・レビュー

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四葉

今まで読んできた北村さんとはまったく異なる作風。タイトルといい、本編と友貴子回想が重なり合う終盤の展開といい、予想外の方向に進む話に光が見えない事があまりに辛いです。

2014/04/19

やまこ

初読みの北村さん。悪質な立てこもり事件かと思いきや読み進めていくうちに全然様子が変わってく。どうでもいいかもだけど、途中のしり取りルールが私的にアウト気味なあたりから失速気味。「うねり、唸り」を入れてでも友貴子さんは「り」をつけたいのが意地悪い印象になってしまった。チェスを意識してるんなら「チェックメイト!」と高らかに宣言して鮮やかな最後を勝手に期待してしまったが、UNOの最後二人だけ残ってドロ2とドロ4の応酬で終わりませんってなる後味の悪さを思い出したぜ。「えーっと、結局どっち勝った?」みたいなね。

2019/12/02

星落秋風五丈原

自宅に殺人犯が籠城、妻が人質に!?警察が取り巻き、ワイドショーのカメラが中継するなか、末永純一は唯一人、犯人との取引に挑む。先手を打って城内の殺人者を詰め、妻・友貴子を無傷で救わなければ。盤上の敵との争いは緊迫のうちに進み、そして取引は震驚の終盤を迎える。静諡と憂愁。極上の北村魔術。

2000/02/16

TOMO

盤上というぐらいだから、すごい知能戦でもあるのかと思ったのですが、そうでもない。

2015/01/24

Book Lover Mr.Garakuta

【図書館】【速読】:★3個。

2022/05/21

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