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空山

空山

空山

作家
帚木蓬生
出版社
講談社
発売日
2000-06-01
ISBN
9784062100892
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空山 / 感想・レビュー

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chikara

前作の空夜をときめきの内に閉じ必ず読もうと思った続編。前作とは趣を変えたゴミという環境問題が主題の物語。自分では気づいていないが、強くしなやかで凛と美しい女性達が活躍し輝く姿は美しい。

2019/08/13

それいゆ

帚木さんの小説は、ご自身の医師としての豊富な体験・知識に裏付けされた医療ミステリーを扱った「臓器農場」「閉鎖病棟」「インターセックス」などの作品、そして朝鮮をテーマとした「三たびの海峡」「受命」などは、息をつく間もないくらいの筆力で読者に迫ってくるのですが、歴史や男女の恋を描いた作品は期待はずれが多いです。この「空山」は産廃がテーマですが、所詮作り話です。香川県豊島の産廃不法投棄に対する住民の闘いを記録したノンフィクション「ゴミが降る島」の方がはるかに読み応えがあります。「事実は小説よりも奇なり」です。

2013/05/23

James Hayashi

ゴミ処理場問題を扱う、社会的ストーリー。これに前作が(空夜)あることを読んだあとに知った。分からないことはなかったが、前作から読んだ方が男女関係がハッキリ分かったと思われる。傑作名作とは言えないが、チャレンジングな内容。環境問題など興味があればオススメかな。

2014/11/11

無添

死んだ恋人の面影を追って訪ねた山で巨大なごみ処理センター建設が進められていた。

2015/09/15

ぴぴ

空夜に続きがあると知って、その後二人がどうなったか気になったのでワクワクしながら読み始めたのですが、産廃のお話でした。真紀と慎一が何の障害もなく続いていてホッとしましたが。。でも空夜同様、とても綺麗な情景を思い浮かべながら読めたし潜吉さんは味があって面白かったです。ゴミ問題も改めて考えてみなくては。

2013/06/19

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