僕の昭和歌謡曲史
僕の昭和歌謡曲史 / 感想・レビュー
kinkin
昭和に青春を過ごした著者の泉麻人史は私と同年代。なのでこの本位出ている曲はダラが唄っているのか空で言えた。ただそ彼は東京生まれの東京育ち、慶応のお坊っちゃまなのでわたしとは曲の捉え方が当然ながら違う。好きな曲はかぶるところが多かったが。この本が出版されたの2000年。平成真っ只中、それでもまだ、かすかに昭和の名残があったように思う。紅白歌合戦も今のような渾然一体になったのはそんな時代からだろうか。図書館本
2023/12/04
MASA123
著者と聴いた時期の年齢が同じだ。南沙織「17歳」は、「夏に来た長い髪のアイドル」の見出がついている。やや舌足らず気味の発音で、息を大きく吸ったり吐いたりしながら唄いあげる。「いっぱいいっぱい」で技術的には巧い歌唱ではないが、「私はいま 生きている!」などど唄われると、若い生命力のようなものがリアルに伝わってくる。と泉さんは記述している(褒めているようだ)。自分も、高校受験が迫ってくる中3の夏休みに聴いていた。 荒井由実「12月の雨」、太田裕美「木綿のハンカチーフ」など本書で当時を追体験した。
2024/11/15
スローリーダー
朝井泉の想い出話はテキトーに読んで、目的はキラ星の如き昭和の歌謡曲に再会すること。登場する曲を片っ端から聴いた。100曲近く聴いたかな?章の終りにある「マニアのためのボーナストラック」に掘り出し物があった。♪明日という字は明るい日と書くのね~
2015/06/24
ツカモトカネユキ
1998年から99年に連載されたものを2000年に再構成された、コラム集。著者の作品などは、週刊誌のコラム、昔なつかしテレビで見聞きしているので、懐かしさを感じて初読み。昭和30年代半ばから50年代後半までの25年間が網羅されてます。著者よりひとまわり強、若輩なので、昭和30年代は聞きかじりの、昭和40年代以降は、記憶の片隅を思い出しながら回想。本巻発行から20年以上過ぎているのには隔世の感があり、少し驚きました。あの頃は、テレビが娯楽の王様で同時代を過ごしたものとして非常に楽しく読むことができました。
2021/03/27
kt
歌謡史なのに、下ネタがチョコチョコ入っている。「僕の」だからいいのか?秀樹の「恋の暴走」亡くなってから知った。秀樹のアテ振りの原点が、美樹克彦のオーバーアクションだって、本当?
2019/09/25
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