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バンド・オブ・ザ・ナイト

バンド・オブ・ザ・ナイト

バンド・オブ・ザ・ナイト

作家
中島らも
出版社
講談社
発売日
2000-05-01
ISBN
9784062102513
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バンド・オブ・ザ・ナイト / 感想・レビュー

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そうたそ

★★☆☆☆ 「アマニタ・パンセリナ」の小説版といったところか。だが、本書に関しては著者自身がラリっている時に書いたであろう文章が随所に散見され、というか、ほとんどがそうであるので、なかなか理解できない部分が多い。雰囲気を味わうには十分だが、あまりストーリーを味わうような作品ではないのかもしれない。

2019/11/27

黒猫

中島らもさんの自伝的な小説。いろいろ読んでいるが、らもさんのドラッグ伝説を字体化したなんともロックな小説だ(笑)普通に自伝を書いて小説にしても面白いのに、敢えてなのか、いや、らもさんはこれが書きたかったに違いない。ドラッグに溺れた幻想、妄想の描写は痛々しく意味不明だが、狂気的な、らもさんがよく言っていたお筆先的な書き方なんだろう。まったく破天荒で面白い人だ。「牛乳パック再利用。それがどうした。」が個人的にはツボ。

2018/03/09

めがねまる

面白かったけど感想が書きづらい。ラリってる最中の頭の中をそのまま書き写したような意味不明な文章が一章につき数ページ分くらいつづき、その辺りは流し読みした。よく眠いときに仕事してるふりをするために意味のない文章を書いてみようとするんだけど何も浮かばない。これだけ言葉を書けるのは頭の中に何万語も語られていない言葉を持っているからで、その才能がすごいなと思った。

2021/09/21

キジネコ

困ったなあ~、なんで?どうして? こんな!こんな!!話が、面白いんだろう・・・・さっぱり分からん。中毒かしら?それとも愛かしら。爺になった らもさんが何をしでかすのか?何を言うのか?楽しみにしていたのに叶わぬ望みになったことが残念。

2012/09/20

みゃーこ

らもさんの作られ方がすべてつまっている一冊でした。これほど複雑怪奇な人はどうやったら出来上がるんでしょう。らもさんに会っておきたかったです。惜しい人を亡くしました。

2012/07/21

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