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背く子

背く子

背く子

作家
大道珠貴
出版社
講談社
発売日
2001-09-01
ISBN
9784062102957
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背く子 / 感想・レビュー

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パヤパヤ

子供の所謂最も大切な発達過程を子供の目がら描写している多少(かなり)自伝めいた小説。これはいわゆる世代的なものかもしれないが、子供の人権を尊重しえなかった社会のとばっちりをその過渡期に成長を位置した著者のような人から「個」的に捉えるとこうなる、とも云えないだろうか。かくして私はこんな大人になった、と。それより後に生まれた世代の権利は尊重されていた、というわけではないけれども、確かに子供を「労働力でもなく、跡取りでもなく」という用途のもとでなければどう扱ったらいいのか分からない親はゴロゴロいた筈。

2012/04/25

nukuteomika

ひとりの少女の視点から描かれる社会。強烈な違和感を抱えつつもそれを形にできない少女が痛ましい

2010/06/26

てまり

子として思いあたるふしもあり、親として身のちぢまる思いもあり。子どもっていうのは不自由なものだなと、いろいろ思い出し思いいたる。背け、春日。どんどん背いて、自由になれ。

2007/12/14

遠い日

040420【読書ノート】評価★★★

2004/04/20

ゆっ

何ともいえない気持ちになった。 悪い意味ではない苦手な感じ。 子供がみんなこの子みたいだったら怖いなあ。

2013/05/21

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