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国境

国境

国境

作家
黒川博行
出版社
講談社
発売日
2001-11-01
ISBN
9784062104159
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国境 / 感想・レビュー

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chimako

最後の李さんには笑うしかないわ。全く、みんな不死身やなぁ。痛い痛い痛い、ヤバイヤバイヤバイ、あかんあかん、危ない危ない……ずっと心の中で言い続けた2段組444ページ。書名にもなっている「国境」を越えるシーンは迫力があった。絶対死なないと思っていた桑原の登場は二宮 絶体絶命の危機。かなわんなぁ。カッコ良すぎ。ヤクザやのに。続きも読みたくなる。

2017/11/28

ガクガク

『疫病神』シリーズ2作目。第151回直木賞受賞の『破門』に続き2冊目読了。「疫病神」こと本格派極道の桑原と主人公の建設コンサル二宮の「腐れ縁」コンビが、騙された詐欺師に落とし前をつけさせるべく密入国した北朝鮮を舞台に地元ヤクザらの助けも借りながら、決死の綱渡り追跡劇を演じる。完璧なハードボイルド小説でありながら、今も殆ど変わらぬであろう北朝鮮の独裁政治と極貧に喘ぐ人々の暮らしをさり気なく見せつける。「国が国であるための根本は、国境や法を守ることではなく、国民の命を守ることやないけ」と日本への批判もチクリ。

2014/07/31

nobby

疫病神シリーズ2作目。まず単行本2段444頁はなかなかのボリューム。大金をかっさらわれた詐欺師を追って北朝鮮まで追いかけるとは想像絶する展開!悲惨さ知るも興味湧かない国情の描写に戸惑うも、2度目の訪朝から夢中で読んだ。相変わらず2人の掛け合いに思わず笑ってしまうが、二宮のダメ人間ぶりと桑原の救世主登場の対比が半端ない(笑)後半の金や利権に次から次へと輩がまとわりつく真相を、正直どこまで理解したのか自信がない…ヤクザ作品あまり得意でないが、ぼちぼち追いかけよう♪

2016/11/04

Yuna Ioki☆

747-356-13 疫病神シリーズ第二弾。やはりヤクザ版「おかしな二人」ww前半の北朝鮮でのエピはハングル読みに苦戦したのと二段組の読みにくさもあってなかなか進まず。。。二宮がに帰国したあたりから読むスピードがアップ。そして地元の地名がたくさん出てきて(・∀・)ニヤニヤでした(笑)

2014/11/09

ミーコ

2段編集で444ページ・・・ いつ読み終わるやら と思いつつ、3日掛かって読了。。。『破門』を読んでたので すんなりと入り込む事ができました。北朝鮮と言う国の 知らない所を覗き込んだ感じ… 恐い 桑原と二宮の掛け合いが堪らなく面白い‼ プッと吹き出しながら読んでしまいます。ドラマは観られないけど頭の中では北村一輝さんと 濱田岳さんに・・ 癖になる面白さ 疫病神シリーズ 追ってみたく思います。

2015/03/30

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