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中大兄皇子伝 上

中大兄皇子伝 上

中大兄皇子伝 上

作家
黒岩重吾
出版社
講談社
発売日
2001-06-01
ISBN
9784062106573
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中大兄皇子伝 上 / 感想・レビュー

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有名な天智天皇の皇子時代を一人称で描いている。上巻だけで蘇我入鹿を倒し、僕の知っているストーリーが描き尽くされてしまった。下巻はどうなるんだろう。

2017/09/18

うめけろ

篠﨑紘一氏の『虚空の双龍』が面白かったので、同じ中大兄皇子をテーマとした作品を読んでみたくなって手に取りましたが、内容的には面白味に欠ける感じです。でも、作者は異なりますが、同じテーマの作品を読み比べると、解釈の違いがよく分かってそういう意味で興味深いですね。大化の改新後どのように展開されるのか、下巻に突入です。

2013/05/08

中臣鎌足が不気味で、中大兄皇子があつい男で、物語としてとても楽しめます。

2014/02/08

はるまさ

上巻は、葛城皇子(中大兄皇子)と中臣鎌足が乙巳の変で蘇我入鹿を斃すまでの話が中心。先に蘇我入鹿が主人公の「落日の王子」を読んでいたので、「落日~」のサイドストーリー的な感覚で読んだ。「落日~」に出てくる鎌足がかなり腹黒い人物だったので、この小説に出てくる鎌足も何か信用ならない気がしてしまい、しゃべっている台詞は本心なのか、計算づくの演技なのか…と妙に勘ぐってしまった。入鹿暗殺に奔走する葛城皇子も、結局は鎌足の掌の上…という感じ。一筋縄ではいかない中臣鎌足の方が主人公よりも存在感がある気がした。

2013/02/27

ちゃこ

乙巳の変から大化の改新の前くらいまで。  日本史でサラッと習った中大兄皇子ですが、私が抱いていたイメージと違いすぎて驚きましたが、子沢山だったことや豪族が実権を握っていた倭国で中央集権化を進めたことを考えるとこの書の人物像にも納得。 乙巳の変の描写を読みながら、そういえば飛鳥に「入鹿の首塚」があったなぁとふと思い出しました。 額田王も上巻最後に登場したので、下巻は大海人皇子との絡みも増えてくるのかしら。

2013/07/20

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