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寿宴

寿宴

寿宴

作家
南條竹則
出版社
講談社
発売日
2002-05-01
ISBN
9784062107303
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寿宴 / 感想・レビュー

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miroku

チャイニーズは奥が深い。食材の豊富さ・・・っていうか、ほんと、何でも食べるよなぁ。

2011/06/25

蕎麦

初の南條竹則さん。読書メーターかどこかで、酒に関する面白い文章を書く人だと紹介されていたのを見て読んでみた。中華料理の中でも宮廷で出されたような豪華な料理を豪快に食う作者とその仲間たちがただひたすら羨ましい。

2024/04/17

いけきょう

2015年年末に図書館でまとめて借りた著者の本のひとつ。前に「満漢全席」を読んでおり、「寿宴」はその続きのようなお話。著者をほうふつさせる「なんでふ氏」を中心に、とりまく人々もひとくせあってどこか可笑しい。「秦檜」は中華ものではよく出てくる人・嫌われ者であるが、現在でも像につば吐かれるくらい嫌われ者の象徴みたいになってるのがおかしく、それを秦檜側から描かれているのも面白い。この著者の中華小説は、すっと読めてなんとなくおかしみのあるところが、とても良い。

2016/01/09

梨姫

前作「満漢全席」で、本場中国大陸で宮廷料理・満漢全席の宴会を開催した著者。今回は、懲りもせず再び満漢全席を計画する。グルメ小説の体裁をとった紀行文であり、相変わらず全然聞いたこともない中華料理は、なぜかファンタジーの世界の食べ物のようにも見える。著者たちが、舌包みを打つ音が聞こえてくるようだ。我々日本人からしたら、本当にそんな食材食べられるのと躊躇するものまで。徹底した贅沢は、文学の材料にもなるのかもしれない。著者の中国愛がひしひしと伝わってくる。

2010/07/26

Bibbidi*

とても自分では実現できない宴や料理の数々で、半フィクションとしても旅行記や体験記として十分面白い。 もとから裕福な生まれっぽいけど、人生のどこにお金をかけるかは人それぞれだなぁ。 死ぬまでに一度はお金を気にせずカロリーも気にしない最高の中華食べてみたいね。

2014/05/11

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