日本人のこころ 5
日本人のこころ 5 / 感想・レビュー
すうさん
「日本人のこころ」シリーズの第五弾。いよいよ佳境に入ってきた。自分の故郷の九州福岡、博多の旅。そうしてある意味では源・日本である琉球沖縄での話。日本歴史の中で、島国であるがゆえに外来の文化が入ってきたエリアには、今の日本のカギがある。それはアジアの玄関口、九州であった。また沖縄は日本であるが、中国朝鮮そうして戦後アメリカにも翻弄されながら、日本でありながら独自の文化を育み、いまも異彩を放つ地域である。このシリーズでは、単一に見える日本が、その深部では複雑な特徴を持つ人々や文化が存在しているのが理解できた。
2016/02/25
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