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すべての雲は銀の… Silver Lining

すべての雲は銀の… Silver Lining

すべての雲は銀の… Silver Lining

作家
村山由佳
長崎訓子
出版社
講談社
発売日
2001-11-20
ISBN
9784062108867
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すべての雲は銀の… Silver Lining / 感想・レビュー

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taiko

恋人の裏切りで心を痛め、自信をなくした祐介は、大学を休み、菅平の旅館で住み込みのバイトを始めた。…祐介が出会った人達がみんないい人で、ここにいたらきっと心は洗われると思わされます。ただ、それぞれに様々な事情があり、皆それに向き合っていて、その中で強く生きている人達だということが徐々に分かり、物語の奥深さに感心しました。夫の実家が上田市で、高崎にも親戚がいるため、方言や言い回しが嬉しくくすぐったかったです。瞳子さんと祐介のことは著者の作品ならではかなと思いました。今後の進展には期待しないものの、→続く

2019/10/27

紫 綺

色々な事を考えさせられる作品でした。自然、仕事、恋、夢、結婚、離婚、子育て、教育、人生などなど大きなアップダウンのある話ではないが、読み手等身大といった感じで共感も大きい。長めの作品ではあったがゆるりとした雰囲気の中、気負わずにさらりと読めた。ただ、ちょっと自分に似た主人公にイラッと感は抱いた。

2011/07/23

花花

なんとなく借りた本が大当り。失恋した主人公がリゾート地での仕事、田舎の暮らし、何より新たな人達との出会いによってかわっていく。それぞれの内に秘めた想いや切なさがとても伝わる。登場人物がみんな魅力的で頑張って!って応援しながらいつまでも浸っていたかった・・・読み終わりたくなかった〜。大好きな作品になりました。

2011/07/13

本読みじいさん

かむなびの園主に憧れますが自分をタカハシと重ねてみたり。花綾とうまくいけば祐介になりたいなと。瞳子さんのキャラがいいですね、みなとぴったり絡めて。

2012/08/10

片道きっぷ

園主の考え方は好感が持てる。曲がったキュウリ、店で開ききったバラ。訳あり商品がもっと消費者と近づけば良いな。仕事を与えられることでやっと自分の存在価値を認められる。瞳子さんに弄ばれる主人公が微笑ましい。

2013/11/08

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