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遠ざかる祖国

遠ざかる祖国

遠ざかる祖国

作家
逢坂剛
出版社
講談社
発売日
2001-12-01
ISBN
9784062108874
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遠ざかる祖国 / 感想・レビュー

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カワセミ440

太平洋戦争前のスペイン。ニッポンは米国にチャレンジしちゃったけど、そこで踏みとどまっていたら今のニッポンはどうなっていたんだろう?歴史にIfはないけど。それにしてもナチスドイツと手を組むって最悪の悪手だったな、後から言うのは簡単だけど。カナリス提督は実在の人物らしいけど・・ホントのところはどうなんだろう?連合国側からうまくはめられちゃってるニッポン、北都はどうする??

2021/01/09

とよぽ

第二次大戦下のヨーロッパってヒットラー一色のイメージだけど、それぞれの国の人がいろんなところで空襲にあったり、食べ物が無くて苦労していたという当たり前のことに気づかせてくれる。戦争においては悪者がただ一人ってことはないのだな、とよくわかる。

2017/04/16

ちゃま坊

イベリアシリーズ第二弾。1941年のスペイン、ドイツ、イギリスが舞台。日本が参戦するまでの各国外交官と情報員の駆け引き。歴史の勉強になる。★

2016/01/24

鬼山とんぼ

「イベリアの雷鳴」に続く太平洋戦争開戦前後のスペインを舞台にした長編3部作の中間。今回は北都とヴァジニアが恋仲となり、二人の諜報員としての微妙な立場と、英国、スペイン、カナリス提督の微妙な立場が作品構成上、うまく重なっていた。それだけに日本軍首脳(というより陸軍)の情勢判断の甘さ、強引にマイウェイを貫くヒトラー政権が際立ってくる。国家が誇大妄想狂になることの危険さを、近代スペイン史研究家でもある作者が作品という舞台を借りて主張しているんだなあと感じた。前半は読み進むのに苦労したが、後半はスピードアップ。

2019/06/30

yukibee

前作読んで、続き楽しみにしてました♪ 第二次世界大戦中だけど、 スパイ達の情報戦がメインに描かれてるから面白い✨ 次も楽しみ♪

2018/10/08

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