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一号線を北上せよ

一号線を北上せよ

一号線を北上せよ

作家
沢木耕太郎
出版社
講談社
発売日
2003-02-13
ISBN
9784062109239
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一号線を北上せよ / 感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

沢木耕太郎の紀行短篇集。あの名作『深夜特急』の旅から20年。あのドキドキワクワクした旅の世界を期待して読むと、残念ながらちょっと肩すかし。それだけ「深夜特急」が名作であり、インパクトが強かったということなのでしょうね。★★★

なぎかぜ♂

“深夜特急”から20年後の沢木耕太郎がココにいる。貧乏旅行でユーラシアを横断しようとした頃から、心情も、懐具合も、20年分大人にはなっているけれども、知らない街の過ごし方を知ることを「自由になる」と言ったり、哀愁や虚無を「美しい」と言ったり、物事の本質を見よう見ようとする姿勢だったり……沢木さんらしい物の見方・描き方は今作も全然健在でした。何をどうあがいても、旅好きの男の子にはたまらない一節ばかり書いてくれる作者です。

2015/05/26

けい

もう20年くらい前に「深夜特急」を一気に読んで以来、沢木さんの予定のない気ままな旅の記録になぜか魅了されてしまい、同じ風景を見たいと思ってしまうのです。それにしても飛行機の墜落事故に遭遇して九死に一生を得た後でも、ベトナム縦断の過酷なバス旅をしてしまうとは、さすがに呆れました。恐るべし生粋の旅人…。

2016/09/09

ここぽぽ

心の断片を散りばめて、進んでいく。思い立ったら旅をしている。随所に現地の人との触れ合い、読んでいる本、取りかかっている仕事のエピソードを絡め、旅の醍醐味を味わっている。酒をバーやホテルで嗜んでいるところ、一人フラリと街へ出るところ、臨場感があって格好いい。

2023/12/27

Tadashi_N

目的があるが日程の縛りがない旅に憧れる。

2016/06/15

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