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ザ・ハウス・オブ・グッチ

ザ・ハウス・オブ・グッチ

ザ・ハウス・オブ・グッチ

作家
サラ・ゲイ フォーデン
Sara Gay Forden
実川元子
出版社
講談社
発売日
2004-09-01
ISBN
9784062109703
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ザ・ハウス・オブ・グッチ / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

マウリツィオが入ってくる場面で思ったのは「あれ、これ警備ゆるゆる?」だった。ミラノのそれなりにセレブもいるだろうビルで、文字通りセレブが出社するというのに、ボディガードもなし?怪しげな男を目撃していたのは、ビルの管理人だけだ。犯人側もまあ、ゆるゆるだ。ターゲットを刺した後、初めて管理人という目撃者に気が付くくらいの、やや冷静さを失った様子が描かれる。依頼元はイタリアといえば大体想像する通りのアノ方々だが、これではすぐに足がつくのではないか?本作は事件の経過を追うのではなく、グッチ家の始まりに戻る。

2022/01/11

T66

正直GUCCIは縁もなく興味もなくて、アダム•ドライバーのインタビューを聞いて映画化を知り読んでみたのだけど、なかなか面白かった。映画の予告を見てる範囲だと、映画化はこの本のごく一部っぽい。夫婦の確執と妻(レディーガガ)の犯行の前後にも事件がたくさんだった。最初は純粋に商売の争い、だんだん親族間の争い、最後は企業売買の争いで、ファッションそのものの話より株価や企業価値の話の方が多く、高級ブランドも大変なんだな、と思った。図書館本

2022/01/10

Kolon

映画化時にはないエピソードを知りたくて読んだが、主にビジネス背景に関わる部分が仔細に書いてあった。 マウリツィオは毀誉褒貶が激しい人だったらしく、経営者というよりはアーティストに近い人物だったようだ。 感覚経営を地で行っているような人でそれが破滅と死を呼んだかもしれない。 主犯の元妻の私欲の強さはもの凄いものがあるが、そういう人間を自分の生活圏に呼び込んでしまった時点でマウリツィオの運命は決まっていたのかもしれない。

2022/04/11

吉田良二

イタリアのブランドがLVMHに吸収されるまでの話。物語風に記述されている為、読むのに骨が折れた。

2014/04/23

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