十三の黒い椅子
十三の黒い椅子 / 感想・レビュー
えみ
次々に隠されていた暗号が目の前に差し出されるたびになんて小説だ…と唖然とするしかなかった。解かれた文章の中にまた別の暗号が隠されているなんて一体何をどう驚けばよいのやら分からなくなった。途中から何を読んでいたのか、それすら分からなくなるほどの破壊力。殺されたのは私の脳細胞に違いない。十三の黒い椅子の一脚を私にください。私にこそ相応しい。作中作に踊らされず、虚構に惑わされず、作者の意図を汲めた者だけが辿り着ける不惑のラビリンス。待っているのはあなたのために用意されたあの椅子に違いない。この一冊を解いて座せ!
2021/02/17
devil
?
2024/05/16
キリ
ぐるぐるぐるぐる…
2015/06/15
saifu
こういう本こそ電子書籍で頁数分からなくして読むことができたら良いのにと思う次第です。
2013/02/20
wm_09
徹底して趣向だけで組み上げられたような感触のある作品。作中作の倉阪らしさというか混濁した感じはなんとも言えないものがある。しかしこれを連載でやるというのは凄いなあ。(稲)
2011/02/16
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