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立川談志遺言大全集 10

立川談志遺言大全集 10

立川談志遺言大全集 10

作家
立川談志
出版社
講談社
発売日
2002-04-01
ISBN
9784062111300
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立川談志遺言大全集 10 / 感想・レビュー

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kenitirokikuti

図書館にて。全集なので分かりにくいが、談志が1965年に出した『現代落語論』である。落語家本人がこう色々語ったのは本書が初だそうな。昭和40年…。〈江戸の末期に出来た落語を、昭和の初期に演っても、たいしてギャップもなかったろう。[…]彼ら(引用者注。八っつぁん熊さん、ご隠居貞吉若旦那など)の住む世界のモラルは、義理人情であり、忠孝であり、忠君愛国であった。〉楠木正成、塙団右衛門、大岡越前守、本多平八郎、広瀬中佐、爆弾三勇士、西住戦車長ら円山応挙の描く昔の幽霊、狸や狐が化かした話。忠君愛国は切断が深いなぁー

2020/10/14

yagian

なるほどって思うし、おもしろいんだけど、やっぱりこういうことを書く噺家って野暮なんじゃないかなぁ。オレは志ん朝やタモリや武藤敬司が粋だと思うし、好きなんだよな。

2013/07/22

つな

「テレビの落語は面白くないが、ラジオの落語は面白い」ってえのはすごく納得。身振り手振りが見えないのになるほどの道理が。やはりライブが一番だろうねえ。古典落語を観に行きたくなりました。娯楽としてぐんぐん読める本。図書館で借りたのだが、今度買いたいね。(コメントも田舎者なのに、江戸っ子口調の影響を受けてる(^^;;)

2012/01/22

さとうたかあき

演者と客の関係の在り方。本質をスバリと書いてる。落語以外の芸能にも通じる。ブレてない、家元は。

2011/10/08

takashiroharu

伝統を突き詰めた先に、新しい落語がある

2011/03/20

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