フランシスコ・X
フランシスコ・X / 感想・レビュー
あんこ
ザビエルがどこの国の人だとか、どこで死んだなんて考えたこともなかったし知りもしなかった。宣教師の苦労はその旅程にだけあったのではなく、政治的な面でもうんざりするほどの困難があったんだなあと。ユダヤ人差別の問題も意識させられた。
2009/12/29
すーさん
日本でも有名なフランシスコ・ザビエルと彼の所属するイエズス会が、如何に東南アジアから日本・中国へキリスト教の布教活動をしたのか、という記録をもとに小説化したもの。フランシスコ・ザビエルの真摯な布教への探求心が今の港を支えている。アジア・インドでの植民地化した土地の有効活用を含めたキリスト教布教活動の経緯。最後の節で一気に足元が崩れた溶暗感じがする本でした。
2015/11/18
わたなべ
ぃゃぁ、、ワタクシメが読んだことのある氏の著作とは、テイストが随分と違ってまして、、そーいう部分で期待はずれに思う方もいらっしゃるのかなぁ、、ってぇのは瑣末なのかもしれません。 まぁ人それぞれに感じ方や考え方は違うのでアレなんですが、、ワタクシメ的には「名誉なんて糞喰らえ、、 ‘トドノツマリ、生きろ!’ ってなコトだヌ〜ン。」を改めて確信した次第です。 もうちょっと『』良く書きたかったけど、風呂上がりの♨ポワ〜ン、、でダメ堕是(苦笑)。
2012/02/09
栗崎均
最後の失速感たるや! 前半の面白さが。
2010/07/23
amanon
タイトルを目にした時、おそらくフランシスコ・ザビエル、あるいはキリスト教系の有名人をいわば素材にしたパロディ本を予想したのだけれど、いざ読んでみたらかなり正当に史実に基づいたと思われるフランシスコ・ザビエルの伝記だったたために、ある意味拍子抜けしてしまった。それにしても、カトリック信仰に興味を持てない人間がどの程度この作品を楽しめるのかということも気になるし、またカトリック信仰を持たない著者がこのような作品を上梓した意味を問いただしたい気がする。
2010/02/24
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